採用情報

先輩スタッフインタビュー

#4

桧山 悠乃

表情の暗かった生徒が、明るく変わっていく姿を見られる
全日制以上にやりがいのある仕事

飛鳥未来高等学校 横浜キャンパス
桧山 悠乃

大学を卒業後、実業団バスケットチームに入り、小学校の体育教員を経て2018年4月に飛鳥未来高等学校に転職。クラス担任の他に、保健体育の授業や後輩の指導、広報業務も担当している。

教員のサポート次第で、生徒はどんどん伸びていく

私は学生時代からずっとバスケットをやっていて、大学を卒業後は実業団チームに入っていたのですが、もともと教職に携わりたいという気持ちがあったので教員免許も持っていました。

そんなある日、三幸学園に就職した友人から声をかけられ、とても興味を持ちました。三幸学園の通信制高校には、全日制の高校に通うことが難しい生徒が通っていると聞き、私自身も困難を抱えている子たちを教えたいと思っていたからです。

でも、実際に飛鳥未来高校の教員として働き始めたときに、いい意味でイメージが覆されましたね。すごくキラキラしている生徒たちの姿に感動し、教員のサポート次第で、生徒たちはこんなに輝けるのだと実感しました。

「困難を抱えた生徒を教えるのは大変では?」と思う人もいるかもしれないのですが、そんなことはありません。最初こそ大人に対して不信感を持っていたり、教員の言葉を聞きたくないという生徒もいるのですが、そのときは教員と生徒としてではなく、同じ人間同士として話を聞いてあげるところからスタートします。

通信制高校の生徒は、人の痛みがわかる素直で優しい子が多いので、信頼関係を築けば皆どんどん伸びていきますよ。

生徒や保護者から、「このクラスで良かった!」と言ってもらえる

現在はクラス担任を持ちながら、後輩の教員の育成も行っています。また、広報担当として、入学者を増やすための活動にも携わっています。

私が仕事をする上で大切にしているのは、たとえ自分がどんなに忙しくても、絶対に生徒に不利益が出ないようにすることです。

自分の業務が残っていても、生徒との時間を惜しまず、しっかりとコミュニケーションをとるようにしています。また、生徒が困ったときには、すぐに気付いて寄り添ってあげられる担任でありたいです。

入学したての頃に表情が暗かった生徒が、本校でいろいろな経験をしながら変わっていく姿を見るときは、大きなやりがいを感じますね。

卒業するときに、クラスの皆と一緒に泣きながら「ありがとう!」と言ってくれたときには、この仕事をしていて本当に良かったと思います。

保護者の方からも、「飛鳥未来高校で良かったです」「先生のクラスに入れて良かったです」と言っていただけるので、そういう意味では全日制の教員以上の喜びがあるのではないでしょうか。

熱い思いを持つ教員が集まる、明るく元気な職場

横浜キャンパスは、とても明るくて元気な職場です。「職員室なのに、こんなにうるさくていいのだろうか?」と思うぐらい明るいですよ(笑)。

生徒のためにがんばりたいという、熱い人たちが集まっているので、自然とそういう雰囲気になるのだと思います。

常勤の教員は21名で、今までは新卒採用の教員が多かったのですが、現在は中途採用の教員も増えてきました。前職でまったく違う仕事をしていた人も、少なくありません。

女性は妊娠・出産を経て働き続ける人が多く、私の先輩は皆産休・育休を取得して、戻ってきています。

2回目の産休・育休を取って戻ってきても、自分のポストは守られているので、子どもを産んだら出世の道から外れるというようなことはありません。実際、現在産休中の人は責任者ですし、本校では男性も育休を取得しています。

職員全員が皆を評価する「360度評価」を実施

教員の評価制度についても、上司だけでなく先輩・後輩全員に評価していただく「360度評価」を行っているので、給与面でもきちんと評価されていると実感しています。

良い評価があれば嬉しいと思いますし、少し低かった評価については、自分にとって今後の課題になります。

私はいま、少しずつ担任業務からは外れつつあるのですが、やはり生徒が好きだという気持ちは変わりません。

生徒が好きで、「生徒のためにやってあげたい」という熱い気持ちのある人なら、本校では十分にやっていけると思います。ぜひそういう人に、教職に就いていただきたいですね。
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