採用情報

先輩スタッフインタビュー

#2

豕瀬 志穂

営業職を辞めて高校の教員に
学校に行けない子どもたちをサポートしたかった

飛鳥未来きずな高等学校 池袋キャンパス
豕瀬 志穂

新卒で企業の営業職に就職するが、教職へのキャリアチェンジを考えて、2018年4月に三幸学園に転職。クラス担任と社会公民の授業、広報業務を担当している。

一度は諦めた教員の道に再チャレンジ!

大学時代から子どもたちを教える仕事に興味があり、教職を目指して教育実習も受けました。ただ当時は、「教員は生徒に知識を教える仕事」というイメージがあり、自分には向いていないかもしれないと思い、一般企業の営業職に就職をしました。

ですが、2年半ほど勤めた頃に、「やはり自分は営業の仕事よりも、子どもたちを教える仕事がしたい」と思うようになりました。そのときに、たまたま目に留まったのが、三幸学園の教員募集だったのです。

私は学生時代に不登校支援のサークルに入っていたこともあり、「通信制高校の教員なら、全日制の学校に通えない生徒をサポートできるのでは」と考え、思い切って三幸学園に転職しました。

教員未経験でも、安心して仕事をスタートできる

転職後は飛鳥未来きずな高校の教員となり、最初は規模の大きな高校で働いていましたが、1年前に池袋キャンパスに異動になりました。

池袋キャンパスは常勤講師が7名、非常勤講師を入れても10名ほどの、こぢんまりとした学校です。とてもアットホームで、同世代の教員が多く、プライベートでも遊びに行くなどして楽しく働いています。

本校の教育の仕方は、全日制とはだいぶ違います。全日制高校では、専門分野に詳しい教員が、教室の前に立って生徒に勉強を教えますが、本校はクラス全体で教える授業が1週間に数時間程度しかありません。それ以外の時間は、基本的に生徒の自主学習です。

たとえば私の担当する社会公民では、生徒は自分が興味のある課題を自ら選んで、その課題に個別に取り組んでいます。政治経済の課題に取り組む生徒もいれば、現代社会に取り組む生徒もいて、教員は生徒が学んでいるものに対して個別指導を行うという形です。

そのため、教員経験のない私でも、一人ひとりの生徒に寄り添ってサポートすることができています。入職後2年間は先輩の手厚いOJTも受けられるので、安心して仕事をスタートできるでしょう。

自由に意見や提案を言える環境

私は現在20名ほどのクラスの担任をしており、それ以外に広報の仕事もしています。具体的な広報活動としては、生徒を募集するための学校説明会を開いたり、オープンキャンパスを実施したりしています。

本校の教員は、生徒を教える以外にもさまざまな仕事に携わるので、業務量が多くて大変だなと感じるときもあります。でも、逆に言うと「教員以外の仕事もできる」、それは本校で働く魅力のひとつではないでしょうか。

私は卒業式の企画にも携わっていますが、卒業式のアイデアを考えるのは本当に楽しいです。式典の流れの中でどう感動を生み出すかを考え、在校生からのメッセージを集めて提示するなど、毎年さまざまな企画を考えています。そして卒業式を終えたときは、本当に感動しますね。

本校は、教員が「こんなアイデアはどうですか?」と提案すると、たとえ新人教員でも、いいアイデアなら採用してもらえます。いつでも自由に意見や提案を言える環境があるので、モチベーションを高くもって働けますし、自分が常に成長しているなと感じられます。

自分のキャリアプランについて上司と話し合える

私が仕事をする上で一番大切にしているのは、誰よりも率先して、フットワーク軽く動くことです。がんばった分だけ、給与面でもきちんと評価されているなと思いますし、2~3ヶ月に1回ほど、自分のキャリアプランについて上司と話し合える機会があるのも嬉しいですね。

三幸学園には、高校以外にもさまざまな種類の学校があるので、希望を出して専門学校に異動する人などもいますよ。

教員の思いや希望を大切にしてくれる学園なので、素直にいろいろなことを吸収していける人なら、きっと成長できるのではないでしょうか。
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